もう、先月にはなりますが9月9日(日)ボトルアクアリウム手作り体験教室が出張にて開催されました。
今回、ご依頼いただきましたのは大阪府摂津市内の子供会様。
今年開催する子供会でのイベントを探しておられ、当所を発見していただいたそうです。ありがとうございます。
数か月前にご連絡を頂き、幾度となく打ち合わせを重ねさせていただき当日を迎えたわけですが、この教室、いつもは所内での開催で出張は初めての事ですし、何よりも未知だったのは子供さん達の数が5、60人とのこと。普段のおよそ十倍です。
それでは、イベントスタート時の様子です。
マイクは使っていますが、音量だけでなく言葉まで伝わるようにとの想いでいっぱいのところです。
6つのグループに別れ、それぞれに子供会の役員の方が付いていただいてます。
一つのグループで10人ほどが順番にボトルを作成していくので時間はかかりますが、順調に出来上がっていきます。
順番待ちや次の作業に入るまでの間、皆さん席を離れたりすることなく、集中して取り組んでくれてます。
さぁ、出来上がり。なのですが、メダカが泳いだ時の画像がなく、すみません。
もう、持ち帰り時用のパッキンにくるまれた状態です。m(_ _)m
一時間ほどの教室でしたが、大きく水がこぼれたり、ボトルを落として割ってしまうというようなアクシデントはなく、無事終了いたしました。
子供会役員の方々のご協力があり、開催から終了までを迎えられました。
ありがとうございました。
ここで、頂いたご感想の一部を紹介させていただきます。
★本物の魚使うと思ってなくて、ビックリして嬉しかった
★とてもキレイで、見てるだけで癒される
★何個か並べてみたい
★エサの量が、5分以内で食べれる量…となってたのですが、実際どのくらいか迷った。
★ふたしたまま飾りたかった
★小さい時メスぽいヒレでも、大きくなったら割れ目出てきたりしてオスの確率もあるのか…
★水替えで水を他の容器に移すとき、メダカが容器の中に残ってしまう。
etc…etc….
質問時間もあまり取れませんでしたので、上記の中でQ&Aになるものを掲載いたします。
Q:エサの量が、5分以内で食べれる量…となってたのですが、実際どのくらいか迷った。
A:餌の量はどの餌の説明にも明確に書いてあるものはありません。
なのでまず、ほんとに少し少しの量をあげてみましょう。見てるうちにすぐ無くなるようなら、それは少ないということです。
逆に餌が多いときは底に餌が残っているのが見えたりしますし、気が付かないでいるとカビ(白いふわふわしたもの)が生えてきますので、餌が多いということになります。
このようにして、餌の量も観察を重ねて覚えていくようになります。
Q:ふたしたまま飾りたかった
A:そうですね。申し訳ないです。 空気の通り道をつくることや温度が上がりすぎないようにしようと思えば、ふたのない状態か、のせてあるだけが理想になります。
Q:小さい時メスぽいヒレでも、大きくなったら割れ目出てきたりしてオスの確率もあるのか…
A:それはありえます。成長は個体によって差があるためですが、今回の個体の大きさですと、ほとんどがオス・メスの特徴が出ていると思います。
Q:水替えで水を他の容器に移すとき、メダカが容器の中に残ってしまう。
A:メダカは水の流れに逆らって泳ぐのが上手です。ボトルから水を出すときはメダカの動きをよく見て、思い切って容器に移しましょう。
メダカがボトルに残ってしまったときはあわてず、容器からまた水を入れてもう一度、試しましょう。また、メダカと一緒にボトルの水がすべて出てしまっても、容器の水を戻して底砂を洗うこともできます。
以上、簡単ですがQ&Aでした。
最後に、以前と同じ言葉ですが。
このボトルアクアリウムというものはアクアの中では決して入門という部類ではありませんが、手軽に水の中の生き物と触れ合うことができます。これをきっかけにアクアの世界や自然の営みに興味を持っていただけたら幸いです。
ご参加、ありがとうございました。
LAGOON 担当中西